立春が過ぎ、春一番が吹き、いよいよ春の到来です。しかし寒の戻りがあったりします。二月に入ると、毎年私はこの歌を口ずさみます。大好きな歌「早春賦」です。難しい歌詞ですが、この時期にぴったりで、歌いながら「そうそう、そのとおり」と、笑みがこぼれます。同時に、春がそこまできているということを実感します。暗く厳しい寒さの冬から、明るく希望あふれる春へと、季節が移っていきます。その喜びが、胸いっぱいに広がります。わくわくします。
「早春賦」
春は名のみの風の寒さや
谷の鶯歌は思えど
時にあらずと声も立てず
時にあらずと声も立てず
氷解け去り葦は角ぐむ
さては時ぞと思うあやにく
今日もきのうも雪の空
今日もきのうも雪の空
春と聞かねば知らでありしを
聞けば急かるる胸の思いを
いかにせよとのこの頃か
いかにせよとのこの頃か
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