2024年2月16日金曜日

私の好きな歌「早春賦」

  立春が過ぎ、春一番が吹き、いよいよ春の到来です。しかし寒の戻りがあったりします。二月に入ると、毎年私はこの歌を口ずさみます。大好きな歌「早春賦」です。難しい歌詞ですが、この時期にぴったりで、歌いながら「そうそう、そのとおり」と、笑みがこぼれます。同時に、春がそこまできているということを実感します。暗く厳しい寒さの冬から、明るく希望あふれる春へと、季節が移っていきます。その喜びが、胸いっぱいに広がります。わくわくします。

 

「早春賦」

 

   春は名のみの風の寒さや

   谷の鶯歌は思えど

   時にあらずと声も立てず

   時にあらずと声も立てず

 

   氷解け去り葦は角ぐむ

   さては時ぞと思うあやにく

   今日もきのうも雪の空

   今日もきのうも雪の空

 

   春と聞かねば知らでありしを

   聞けば急かるる胸の思いを

   いかにせよとのこの頃か

   いかにせよとのこの頃か

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