あの日あの時
それは病院のベッドに横たわり
白い天井を見つめていた時
手術のあと
身動きできない私は
白い天井を見つめ続けた
右を向くことも
左を向くことも
できない私は
まっすぐ上を向き
思考を巡らせた
人は体の自由を奪われた時
いろんな事を考える
今までの人生
これからの人生
愛する人たちのこと
父や母
夫や子供
自分がおかれている今の状況
愛する人たちでなくてよかった
私でよかった
つらい状況を乗り越える
それは私でよかった
感謝できる私がいた
つらい経験が
人を成長させる
一まわりも
二まわりも
人間として大きくなる
あの日あの時
つらい経験
それでも希望があった
希望が指針となる
そしてまた歩き出す
一歩ずつ
一歩ずつ
0 件のコメント:
コメントを投稿