2015年7月7日火曜日

京都路地物語(1)

 京都にはいたるところに路地があります。私は路地が大好きで、歩いていて出会うたくさんの路地に魅力を感じています。ついついのぞきこんだり、路地の中へ入ったりしてしまいます。
  
フレンチの看板がありますが普通の路地

路地の正面にはお地蔵さん、右手前がフレンチの店


 何年ぐらい前からでしょうか、通りから少し入った路地の奥に、いろんなお店ができ始めました。今では珍しくなくなった路地のお店です。カフェ、ケーキ屋、レストラン、焼肉、割烹、とんかつ、はちみつ屋、雑貨屋、そして紙屋さんまで、本当にたくさんできました。路地の奥には、法律上新しく建物を建てることができません。ずい分前に建てられた町家をそのまま利用して、内装、外装をするぐらいですが、少しの工夫でとてもおしゃれになります。特に若い人達にはとても人気があります。観光客が押し寄せるような目立った店は少ないと思いますが、隠れ家的な小さなカフェには、シニアの人達も常連客になって通っています。小さな店では、5坪ぐらいの広さです。こんなかわいい小さなお店が持てるならと、夢が広がります。路地の奥の静かな落ち着いた空間は、京都の魅力の一つです。

日本料理の粋な店

有名な焼肉の店、木屋町から鴨川までの長い路地です

0 件のコメント:

コメントを投稿