25,26日、京都では久しぶりに激しい雨が二日続けて降りました。この雨でいよいよ紅葉も終わるのかなと思っていたところ、NHK朝のニュースの中で、京都紅葉スポットと題して、映像が紹介されました。私が見たのは浄土寺真如堂(真正極楽寺)と左京区にある圓光寺です。どちらも雨降る中を、女性キャスターが案内しています。朝8時前の中継なので、他には誰もいませんでした。浄土寺真如堂の燃えるような真っ赤な紅葉が、雨にぬれてしっとりとした姿で映っています。それはそれは見事な姿です。先日、私達は京都紅葉点描(1)でブログに写真を載せた浄土寺真如堂ですが、その時とは違い燃える紅葉です。これはもう一度写真を撮ってこなければと、再び出かけました。
先日とは大違いで人、人、人でいっぱいです。観光バスが何台もお寺から遠く離れたところで待機しています。お寺周辺へは観光バスは近づけないので、旗をかざしたガイドさんのあとをたくさんの人がついていきます。東京、名古屋方面のお客さんのようです。
真っ赤なもみじがいっぱいです。そして散ったもみじが地面をうめつくしています。
以下は本堂の南側の庭園です、見上げると歌の通り紅葉ばっかりです
童謡:まっかな秋「まっかだな まっかだな つたのはっぱがまっかだな もみじのはっぱもまっかだ しずむゆうひに てらされて まっかなほっぺたの きみとぼく まっかなあきに かこまれている」と口ずさんでしまいます。境内を一周しました。まだ緑の葉もあり、少しずつ紅葉しているという木もありますが、ほとんどは今まさに紅葉の絶頂という感じです。一口に紅葉と言っても、その過程は不思議なものです。色の移り変わりは微妙です。自然のおりなす姿は、私達人間にとってのプレゼントです。たくさんの観光客の中には、大きな声で感嘆の声を上げている人もいます。浄土寺真如堂の最高の紅葉を見ることができて、本当に感動しました。
北東方向の比叡山につながる山も紅葉しています
もう一つ左京区一乗寺にある圓光寺へは、行ったことがありません。詩仙堂、八大神社、曼殊院、赤山禅院、狸谷不動、修学院など、有名な寺社が集まっているエリアです。テレビ中継で圓光寺を知ったのですが、今迄に行かなかったのが不思議なくらい立派なお寺です。観光客がいっぱい押し寄せています。その周辺は道路幅が狭く、ガードマンが出て交通整理をしていますが、車の対向も難しく前へ進めません。来年自転車で朝一番に来ようということで、今回はあきらめて引き返しました。円光寺は山の際にあるので、寺の裏の少し高い所からは、京都市街が一望できるということです。
2014年、平成26年の京都の紅葉も、いよいよラストシーンを迎えます。今年はいつになく最高の紅葉を見ることができてラッキーでした。大満足です。
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