2014年11月28日金曜日

京都紅葉点描(4)

 25,26日、京都では久しぶりに激しい雨が二日続けて降りました。この雨でいよいよ紅葉も終わるのかなと思っていたところ、NHK朝のニュースの中で、京都紅葉スポットと題して、映像が紹介されました。私が見たのは浄土寺真如堂(真正極楽寺)と左京区にある圓光寺です。どちらも雨降る中を、女性キャスターが案内しています。朝8時前の中継なので、他には誰もいませんでした浄土寺真如堂の燃えるような真っ赤な紅葉が、雨にぬれてしっとりとした姿で映っています。それはそれは見事な姿です。先日、私達は京都紅葉点描(1)でブログに写真を載せた浄土寺真如堂ですが、その時とは違い燃える紅葉です。これはもう一度写真を撮ってこなければと、再び出かけました。



先日とは大違いで人、人、人でいっぱいです。観光バスが何台もお寺から遠く離れたところで待機しています。お寺周辺へは観光バスは近づけないので、旗をかざしたガイドさんのあとをたくさんの人がついていきます。東京、名古屋方面のお客さんのようです。
 真っ赤なもみじがいっぱいです。そして散ったもみじが地面をうめつくしています。
 




以下は本堂の南側の庭園です、見上げると歌の通り紅葉ばっかりです





童謡:まっかな秋「まっかだな まっかだな つたのはっぱがまっかだな もみじのはっぱもまっかだ しずむゆうひに てらされて まっかなほっぺたの きみとぼく まっかなあきに かこまれている」と口ずさんでしまいます。境内を一周しました。まだ緑の葉もあり、少しずつ紅葉しているという木もありますが、ほとんどは今まさに紅葉の絶頂という感じです。一口に紅葉と言っても、その過程は不思議なものです。色の移り変わりは微妙です。自然のおりなす姿は、私達人間にとってのプレゼントです。たくさんの観光客の中には、大きな声で感嘆の声を上げている人もいます。浄土寺真如堂の最高の紅葉を見ることができて、本当に感動しました。 
  以下は本堂裏の紅葉です



北東方向の比叡山につながる山も紅葉しています



 もう一つ左京区一乗寺にある圓光寺へは、行ったことがありません。詩仙堂、八大神社、曼殊院、赤山禅院、狸谷不動、修学院など、有名な寺社が集まっているエリアです。テレビ中継で圓光寺を知ったのですが、今迄に行かなかったのが不思議なくらい立派なお寺です。観光客がいっぱい押し寄せています。その周辺は道路幅が狭く、ガードマンが出て交通整理をしていますが、車の対向も難しく前へ進めません。来年自転車で朝一番に来ようということで、今回はあきらめて引き返しました。円光寺は山の際にあるので、寺の裏の少し高い所からは、京都市街が一望できるということです。


 2014年、平成26年の京都の紅葉も、いよいよラストシーンを迎えます。今年はいつになく最高の紅葉を見ることができてラッキーでした。大満足です。

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