母が旅立って三十年、後期高齢者となった私は、母の没年齢を超えました。母の生きる姿を、お手本としてきた私は、荒野に一人放り出された子羊のように、心もとなく日々を過ごしています。終活をはじめて一年半が過ぎ、まだまだと言いながらも、だいぶ進んでいます。先日いろんな片付けの中、母の遺したものを見つけました。母の遺したものは、たくさんありますが、今回見つけたのは、生け花のスケッチ、デッサンです。生け花の師匠として、たくさんのお弟子さんに教えていた母は、いろんな生け花のスケッチ、デッサンを書いていたのです。お弟子さんたちが、よくわかるように、細かく説明されています。母が遺してくれた、かけがえのない宝物です。
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