2022年12月29日木曜日

年末雑感 2022

 今年もあと数日となりましたが今年も色々なことが起こりました。

先日5回目のワクチンを打ちました。2年半前に初めて打った時にはワクチン接種そのものにも躊躇することがありましたが5回も打つとは思ってもいませんでした。外出、外食を減らし引きこもり生活をしているので私達はまだ罹患していませんが、ワクチンを打った人や一度罹患した人も結構感染しているようです。ヨーロッパではカウントもしなくなったので状況はわかりませんが市中はマスク無しのようです。中国は今まで抑えていたのを緩めたので急増しているようです。罹患数、死者数も公表していないので油断できません。それぞれの国の体制、国民性によりまた政府の方針により3年たって違いが出来てきたようです。我が国はどのような収束になるのでしょうか?ともかく、どこにでも行けて人と会うことができる普通の世の中になることを祈っています。

 恒例の今年の漢字は「戦」となりました。ウクライナでは隣国同士の20世紀的な侵略戦争によって一方的な殺戮と国土、資産の破壊が続いています。国連の常任理事国の暴挙によって国連も機能しないことには失望します。

 国内では安倍元首相の狙撃事件とその後の統一教会の諸問題浮き上がってきました。政治と宗教がこんなに癒着しているとは明るみにはなっていなかったようです。宗教とその信者との関係も否定はしませんがよく理解できないところです。

 今年は大河ドラマ「鎌倉殿・・・」を観ましたが陰謀と殺し合いの歴史、暗い内容ですが脚本と俳優の熱演によって最後まで楽しみに見ることができました。数年前に行った鎌倉を思い出しながら鎌倉幕府の誕生と滅亡がよくわかりました。

 身近なことでは庭の園芸でイチゴとぶどうが収穫できたこと。(このブログでも報告しました。)また11月には毎日キセキレイが我が家にやってきてガラス窓をトントンたたきに来たほほえましい出来事がありました。(これもブログで報告しました。)1か月くらい毎日来ていたのですが12月には隣の家に移って湯沸かし器をトントンたたいています。モノをトントンつつくのはキセキレイの習性のようです。

来年は社会が正常に戻って楽しい旅行の報告や楽しい出来事を発信したいと思います。また皆様と顔を合わせられますようにと願っています。

このブログにも訪問してください。

(ポアロ記)

2022年12月26日月曜日

一日一歩

 今年も残りわずかとなりました。子どもたちは冬休みに入り、クリスマスも終わり、もういくつ寝るとお正月です。大人は掃除に精を出し、今年一年の締めくくりに頑張っています。毎日が日曜日と言われるシニアたちも、お正月を迎える準備は皆と同じです。私たちは、年賀状も投函しました。掃除や片付けをしながら頭をよぎるのは、この一年の振り返りです。歳を重ねるごとに、過ぎゆく一年が重みを増しています。この先がいつまで続くのか、誰にもわからないことが一因だと思っています。ある日ある時、突然ピリオドが打たれるかもしれません。母は心筋梗塞で、叔母は心不全で、突然亡くなりました。別れの言葉もなく、残された者はその深い悲しみを乗り越えるのに、人生の試練を経験しました。  
 今回のタイトル「一日一歩」は、最近始めたばかりのことです。遠いフランスで音楽の道を歩んでいる娘の提言です。シニアの私たちにとって、一日一歩の課題が出されました。すべてを含んだ能活です。今のところ「一日一歩」を心がけて、頑張っています。  
*ピアノを弾く。   難しい曲でなく、難なく弾ける曲(バッハのインヴェンション、ラジ  
 リテ)を一日一回弾く  
*ラジオ体操をする。     ラジオ体操第一を一日一回する  
*語学学習を少しずつする 。 
*散歩に出かける(買い物も含む)。  
*家族以外の人と話す この五項目です。
ピアノに関しては弾き出したら止まらないといった性分で、今までは大曲難曲を弾いてはぐったりしていました。ところが視力も体力も集中力も低下してきてからは、ピアノを弾くのが億劫になっていました。娘の提言で、易しい曲を一日一回弾くということに、楽になりました。五分ほどの時間ですみます。  
 ラジオ体操は、ユーチューブで日本各地でのものが出ています。景色や方言を楽しみながらできます。良く考えられているので、普段使わないぶしょに効果が出ます。 
 語学学習は、今のところはフランス語をしています。聴力も低下しているので、聴き取りが難しいです。新しいことに挑戦するというスリルを味わっています。
 散歩も欲張らずに、三十分ほどです。 
 家族以外の人と話すのは、コロナ禍になってからは難しい課題です。 
 一日一歩ということは、簡単なようで結構難しいと思います。ちりも積もれば山となるを、体験しています。

(まるこ記)

2022年12月12日月曜日

免許証返納

  最近世間でよく話題にあがっていることに、免許証返納問題があります。高齢者の事故が増大し、人の命を奪うという悲劇が起こっています。九十代の人が今までと同じように運転を続けています。社会的に立派な肩書を持っている人が、一瞬にして殺人を起こしてしまうのです。この問題は放置できません。国が社会が強硬手段を取るべきです。免許証返納ではなく、免許証の有効期間は何歳までと決める必要があると思います。個人差があるのは当然ですが、高齢者の目に見えない部分の老化による低下を認めなければなりません。人の命を奪ってからでは遅いのです。高齢者が免許証を手放せない理由は、いろいろあると思いますが、その一つ一つを解決していかねばなりません。そのためには国が行政が、全力で対策を講じてほしいと願います。

 私の父は、83歳で運転を止めました。足を痛めてから、車を足にして病院や買い物に出かけていました。もちろん近くばかりへのお出かけです。認知症ではありませんが、老化による小さな現象はありました。ある日のこと、父が車の運転に自信をなくしたことが起こりました。スーパーへ買い物に出かけての帰り道、曲がり角で歩道の縁石に乗り上げてしまったのです。パニックになった父は、通りがかった人たちに助けられ、大きな事故には至りませんでした。若い人たちが、父を乗せて、家まで送ってくれました。車も届けてくれました。私たち家族は、父が出かけて帰宅が遅いので、手分けして探していたところでした。それまで無事故無違反できた父は、車の運転に自信満々でした。自信がすぼみ悩み始めました。家族としては、これ以上運転を続けるのは無理だと判断して、父の了承を得て返納することにしました。それからの父は、活動も狭まり一気に毎日の張り合いを無くし寂しそうでした。長年車を愛し、自分の分身のような存在の車でした。免許証返納問題は、高齢者の人生に深く関わっています。車の運転ができなくなった高齢者に、生きがいとなる何かを見つけてあげねばなりません。

高齢者講習の様子

 私の兄は、81歳で返納しました。私は去年、更新しました。ポアロは最近更新しました。あと何年で返納するかを、家族で話しています。

(まるこ記)

 

2022年12月9日金曜日

カモメ再来

3月にシベリアに去ったカモメがまたやってきました。冬毛で真っ白な顔をしています。
毎日早朝に川を上ってきて我が家の前の堰の上の静かな水面に着水、しばらくして朝日が出てくると橋の欄干や電線に留まります。海から10kmほどあるのにわざわざ毎日出勤です。エサは小魚やエビやカニのはずなのに川をさかのぼってきます。海は風が強いので風除けに来るのかな、と思っています。その数はざっと200羽。昼頃になると隊長の号令で高く渦を巻いて上昇してから海の方向に飛び去ります。3月まで我が家の風物詩です。


一番高いところに陣取るのが隊長かなと思っています。



なぜでしょうか?みんな同じ方向を向いています。


この照明灯が一番高いので見張り役でしょうか? 先日はトンビが来たのでみんな緊張していました。


(ポアロ記)

 

2022年12月5日月曜日

ふるさとの秋 2022

  秋も深まり晩秋となってきました。木々たちの紅葉を見て美しさに感動し、喜び、はらはらと散る葉の姿に寂しさを感じています。ふるさとでの秋をあちこち訪れ、心の中に今年の紅葉をしっかり留め置きました。


 自宅の玄関前に、自生した小さな桜の木があります。真っ赤に紅葉する前に少しずつ散り、今は残り少なくなった葉が強風にさらされています。吹き抜けから見える実家の裏藪には、黄色くなったエノキが少しずつ葉を散らせています。




 毎年のことながら、歳を重ねるごとに、自然界の四季の移り変わりが心に沁みてきます。感動が胸いっぱいに広がり、すぐ目がうるうるしてきます。遠くに見えるふるさとの山にも、川にも、愛しさが溢れます。ふるさとのある人生に万歳です。


(まるこ記)