2022年12月26日月曜日

一日一歩

 今年も残りわずかとなりました。子どもたちは冬休みに入り、クリスマスも終わり、もういくつ寝るとお正月です。大人は掃除に精を出し、今年一年の締めくくりに頑張っています。毎日が日曜日と言われるシニアたちも、お正月を迎える準備は皆と同じです。私たちは、年賀状も投函しました。掃除や片付けをしながら頭をよぎるのは、この一年の振り返りです。歳を重ねるごとに、過ぎゆく一年が重みを増しています。この先がいつまで続くのか、誰にもわからないことが一因だと思っています。ある日ある時、突然ピリオドが打たれるかもしれません。母は心筋梗塞で、叔母は心不全で、突然亡くなりました。別れの言葉もなく、残された者はその深い悲しみを乗り越えるのに、人生の試練を経験しました。  
 今回のタイトル「一日一歩」は、最近始めたばかりのことです。遠いフランスで音楽の道を歩んでいる娘の提言です。シニアの私たちにとって、一日一歩の課題が出されました。すべてを含んだ能活です。今のところ「一日一歩」を心がけて、頑張っています。  
*ピアノを弾く。   難しい曲でなく、難なく弾ける曲(バッハのインヴェンション、ラジ  
 リテ)を一日一回弾く  
*ラジオ体操をする。     ラジオ体操第一を一日一回する  
*語学学習を少しずつする 。 
*散歩に出かける(買い物も含む)。  
*家族以外の人と話す この五項目です。
ピアノに関しては弾き出したら止まらないといった性分で、今までは大曲難曲を弾いてはぐったりしていました。ところが視力も体力も集中力も低下してきてからは、ピアノを弾くのが億劫になっていました。娘の提言で、易しい曲を一日一回弾くということに、楽になりました。五分ほどの時間ですみます。  
 ラジオ体操は、ユーチューブで日本各地でのものが出ています。景色や方言を楽しみながらできます。良く考えられているので、普段使わないぶしょに効果が出ます。 
 語学学習は、今のところはフランス語をしています。聴力も低下しているので、聴き取りが難しいです。新しいことに挑戦するというスリルを味わっています。
 散歩も欲張らずに、三十分ほどです。 
 家族以外の人と話すのは、コロナ禍になってからは難しい課題です。 
 一日一歩ということは、簡単なようで結構難しいと思います。ちりも積もれば山となるを、体験しています。

(まるこ記)

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