立ち止まることなく歩み続けてきた長き道のり。振り返れば懐かしい人たちの顔が浮かんできます。以前傾聴ボランティアで出会った諸先輩方の間では、自分史を書くというのが流行っていました。その頃はまだ少し若かったので、自分史についてぴんときていませんでした。しかし今は歩んできた道を振り返ることが多くなりました。
先日の敬老の日には、世界のお元気超高齢者の特別番組がありました。今は人生百年時代と言われています。百歳を超えても今なお現役の方もおられます。テレビでは104歳で今も理髪店をされている女性が紹介されていました。アメリカの百歳の男性は、毎日ボーリングをされています。ボーリングが人生のパートナーだと言われています。ボーリングとともに70年。スコアは275点で、映像では見事なストライクを軽々と出されて、圧倒させられました。
長い道のりです。良いことも悪いこともたくさんありました。それが人生です。そんな中でも輝いていた日々が誰にもあったことでしょう。わが身を見つめれば、二人の子どもを産み育てたという日々がその時代のように思います。自分自身より優先する子どもたちの命。全身全霊で取り組んだその時代。仕事も家庭経営もこなしながら。振り返れば「あっぱれ!よくやった!表彰もの!」自画自賛の嵐です。大変な時も乗り越え、思い出せば涙ぐんでしまいます。
他に目を向ければ、自立自律が思い起こされます。自分自身を生涯にわたり自分自身で育てていかねばなりません。百歳を超えても自立自律ができることは、理想の姿です。しかし長命になればなるほど、それは難しくなることと思います。誰かの世話を受けて、やっと存在できているということになるのかもしれません。自分史を書くつもりで、少しずつブログに書こうと思っています。過去から現在、そして未来へ。
0 件のコメント:
コメントを投稿