私たち二人、ポアロとまるこはとても面白い二人です。こんなにも違いがあるとは驚きの事実です。似たもの同士とか、真逆同士とか、人間は不思議な生き物です。
私が最近笑い出すほど面白いと思うことは、二人が所属する課が非常にユニークなのです。それは「すぐやる課」と「なかなかやらない課」です。ポアロは「すぐやる課」です。まるこは「なかなかやらない課」なのです。何事につけても、ポアロは「すぐやる課」です。まるこはよーく考えてを実行し、「なかなかやらない課」なのです。一般社会の中では、「すぐやる課」のポアロは優等生です。それに比べて「なかなかやらない課」のまるこは劣等生です。いくら熟考するとは言っても、限度があるのでしょう。人から受ける評価は、一目瞭然です。その原因はどこにあるのでしょうか。まるこは、大家族の中で末っ子としてかわいがられて育ちました。自分で何もしなくても、周りの者がすべてをしてくれたのです。そのことが一番影響していると思います。自分でさあ動こうと思った時には、しびれをきらした周りの人が動き出してくれるのです。そういうことから、まるこの口癖は、「ありがとう。ありがとう」ということになります。「なかなかやらない課」のまるこは、いくつになっても幼き日のまるこなのです。
(まるこ記)
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