高知県伊野町は、土佐和紙で知られています。街中を走っていると、製紙工場、製紙会社の名が多く見られました。紙の博物館もありましたが、今回はパスしました。伊野から高知市内に向かう途中、多くの路面電車と出会いました。路面電車大好きな私達家族は、たくさん写真を撮りました。その町に根づき、人々に愛され、人々の足になっている路面電車は魅力いっぱいです。
高知市立龍馬生まれた町記念館を訪ねました。大河ドラマで龍馬が脚光を浴びて、高知へもたくさんの観光客が来ています。この記念館は、2004年にオ-プンしました。龍馬を育てた人と町、高知市上町の歴史と文化、龍馬と家族とエピソ-ド、龍馬その後を継いだ人々など、龍馬の生まれ育った町ならではの、工夫が各所に見られ面白かったです。映像もありました。建物は、建築作品としての評価も高く、数多くの賞を受けています。
次に高知城を訪ねました。あいにく年末の休みに入っていて、天守や御殿には入れませんでした。城の近くまで散策しました。高知城は1603年の築城で、築城主は山内一豊です。江戸時代に建造された天守や追手門等が現存し、日本百名城の一つです。公園内には、内助の功で有名な一豊の妻、千代の像や板垣退助の像がありました。
高知城の近くの市場をのぞきました。大きなテントの下では、新鮮な食材を使ったいろんな物が売られており、そこで食べられる屋台もあり、多くの客でにぎわっていました。私達は、まぐろの寿司盛り合わせを買いました。
お弁当と飲み物を手にして、五台山まで登りました。山頂には展望台があり、高知の町がよく見えました。有名な植物学者牧野富太郎の県立牧野植物園や記念館があります。あいにくここも年末の休みに入っていて、中へは入れませんでした。ずいぶん前のことですが、私達が東京に住んでいた頃、牧野富太郎博士の住まいが一般公開されていて、家族で見学に行きました。博士が座った位置からすべての物に手が届くように工夫されていて、博士の植物への一途な想いを感じたことを思い出しました。
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