2013年9月24日火曜日

嵐過ぎ去り


 あっという間に今年の夏は終わってしまいました。長い間ブログを休んでしまいましたが、二ヶ月近く休んでしまったという感じはなくて、本当にあっという間に月日が過ぎてしまったように思います。八月一日に我が家に上陸したフランスからの嵐は、八月三十一日に嵐去りということになったのですが、何事にも不器用な私は、一つ一つしか処理できず、嵐の前も後も一心不乱の状態で、今やっとブログを書けるようになりました。

 娘の大切な人を迎えるという生まれて初めての経験でしたが、異国の人と親しく人間対人間としておつきあいができました。フランス語がしゃべれるわけもなく、下手な片言の英語でみんなの笑いをとるような面白おばさんとなりました。恥をたくさんかいて、ますます英会話力を身につけたいと意欲満々になってきました。母国語以外に何か一つ外国語がしゃべれたら、どんなに世界が広がるかと思います。

 ある日の夜、接待業で疲労困憊の私は、彼らより先に横になりました。ふすまの向こうでは彼らの会話が続きます。フランス語なので意味は全然わかりませんが、私にはフランス語が心地よい子守歌のように聞こえてきました。フランス語会話を聞きながら、私はすぐ夢の世界に入っていきました。言語にはそれぞれ個性があると思いますが、フランス語は美しく流れる音楽のようでした。

 外国の人が日本へたくさん来られますが、私は英会話の先生としか親しく話したことがありません。フランス人男性と親しく接して、いろんなことを知りました。性格がわかるというのは面白いことです。一つ屋根の下で一緒に暮らしてこそわかることだと思います。人への配慮、優しさ、思いやり、感心することがたくさんあって、当たり前のことですが、国籍は違っても根本は人間対人間でわかり合えるということを再認識しました。

 私の気づきを、これからもブログに書いていこうと思っています。  

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