2014年12月11日木曜日

恒例行事(クリスマス)

 師走に入り町のあちこちにクリスマス・ツリ-が美しく飾られています。夕暮れになるとイルミネ-ションが一段と美しくなり、道行く人の目を楽しませています。皆が足を止め、その美しさに見入っています。京都駅に飾られたクリスマス・ツリ-は、とても高いものです。そしてそれよりももっと高いイルミネ-ションが、京都ホテルオ-クラの建物に飾られています。高さは約40メ-トルもあります。
 我が家のクリスマス・ツリ-の歴史も、いろんな変遷を経ました。一番初めは、本物の樅の木を買いました。1メ-トルほどの高さで植木鉢に入ったのを買い求め、私達が親になって初めてのクリスマス・ツリ-を飾り、生後三ヶ月の娘に見せて、親の方が感動したものです。そのあと数年は本物の樅の木を使いましたが、上手に世話ができず枯らしてしまいました。二人目の子供が生まれてからは、お店で大き目のクリスマス・ツリ-を買い、上の子と私達の三人で飾り付けをしました。部屋の照明を消して、クリスマス・ツリ-の明かりを点滅させると、二人の子供はキャッキャ声を上げて喜びました。懐かしい思い出です。
 少し広い間取りの住まいに変わってからは、ピアノの生徒達と一緒に、クリスマス会とホ-ムコンサ-トを兼ねて、年に一度の催しをしました。幼稚園児、小学生、中学生の生徒達は、その催しを大変喜んで、私からのささやかなクリスマスプレゼントを毎年楽しみにしてくれていました。

 長い年月愛用されたクリスマス・ツリ-ですが、最近はミニクリスマス・ツリ-を飾るようになりました。私のピアノ教室が開店休業となり、大きなクリスマス・ツリ-を飾るのも片付けるのも大変になってしまったからです。今は小さな小さなクリスマス・ツリ-を飾り、静かなクリスマスのひとときを過ごすようになりました。

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