喜寿を前にして、無事に金婚式を迎えた私です。ところが知りつくしていると思い込んでた相方から、先日思いがけない言葉を耳にしました。青天の霹靂です。深刻な話ではなく、たわいない話ですが、私にとれば、自分の生き方に関わる重要な話です。独立した一人の人間と一人の人間が、共に暮らすという結婚の難しさを痛感しています。
私の生き方の基本は、他者への思いやりです。家族であれ、家族以外の人であれ、常に思いやりを持って接しています。先日の話は、トイレのペーパーについてのことです。私はいつも、残り少なくなったペーパーを最後まで待たずに、ホルダーから外して新しいのに替えることにしています。残ったものは、他の用途に使っているので、捨てるわけではありません。早目早目の対応は、思いやりからのことです。ところが、相方は、最後のペーパーを使い、トイレットペーパーの芯を取りだすのが好きだと言うのです。趣味の問題なのでしょうか?私の早目早目の対応により、自分のしたいことが、できなくなっていたと言うのです。半世紀を超えて、シニアライフとなり、二人がべったりのような生活に変化して、いろんなことに気づき始めたようです。まったく笑い話のようです。私は思いやりでしていたことですが、相方は、不満を募らせていたようです。これからますます、こんな些細なことが、二人の行き違いが、増えてくる気配です。思いやりの難しさも痛感しています。用心用心です。
後日談・・・相方は最後まで使う達成感を味わってるとのこと。
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