2023年2月21日火曜日

カブの漬物

 田舎(人口13万人の松阪市ですが周辺部は田園地帯です)に住んでいると知り合いから自家製野菜をいただくことが多いです。大根やイモ類、夏ミカンなどです。

 今回はカブをいただきました。薄く切って千枚漬け風にしました。塩を入れて半日、水を絞ってから砂糖と酢、昆布と乾燥柚子を入れて半日。美味しい漬物ができました。大根でも同じようにできます。乾燥ゆずは便利なもので、4切れくらいで十分いい香りがつきます。

今回は直径10cmくらい


昆布と乾燥ゆず

ビニール袋に入れ、冷蔵庫に入れておきます

一週間くらいはもちます

 カブは大根と違って繊維質があまり感じられないので柔らかく食べられます。多くいただいたときはスープや煮物にも利用していただきます。

(ポアロ記)






2023年2月18日土曜日

三重県立総合博物館MieMuへ行ってきました

 17日、春のような日差しが出てきたので津にある三重県立博物館に行ってきました。県立図書館、文化センターなどが集まった地域にあります。見学に入ったのは今回初めてです。
 とても立派な建物ですが平日なのでガラガラの状態です。




玄関ホールでは大きなオオサンショウウオが迎えてくれます。



ここのトップスターはミエゾウの復元骨格です。ステゴドン・ミエンシスという学名の通り三重県で最初に化石が発掘されたそうです。


そしてミエゾウよりも少し小さなアケボノゾウという名の象の骨格もありました。



三重の自然、動植物、中央構造線が東西にとっている地質、それと伊勢神宮を中心とした歴史と文化が展示されていました。


下の2枚は伊勢御師の解説コーナーです。江戸時代には全国にお札を配り、伊勢参りを旅行社のように勧誘して回ったそうです。そして模型にあるような大きな宿、そして神宮参拝のガイド、周辺の観光案内もやったそうです。



2時間ほど見学しましたが、時期があえば特設の企画展示もあるようなのでそれに合わせていくのが良いようです。また隣の文化センターにはカフェコーナーがあるようです。


(ポアロ記)

 

2023年2月14日火曜日

 一人の手・手をつなごう・被災地へ

 2月6日にトルコ・シリア国境付近で発生した巨大地震による死者は、3万3000人を超えました。がれきの下からまだ生存者が救出されています。東日本大震災を経験した日本にとって、恩返しをする時がきました。あの時の悲惨な状況の中で、世界中からあたたかい支援の手が差し伸べられたことは、ただただ感謝でした。日本からの救援チームが現地に入りました。テレビの報道を見て、悲惨な映像に胸を痛めています。一個人としては、遠い被災地を想い見守るだけしかできませんが、義捐金を送ります。

 私の大切にしている歌「一人の小さな手」を歌います。 

   一人の小さな手

   何もできないけど

   それでも

   みんなの手と手をあわせれば

   何かできる 何かできる

2023年2月13日月曜日

半世紀を超えて(ラ・カンパネラ)

  リストのラ・カンパネラを弾いた時から、早半世紀が経ってしまいました。ラ・カンパネラを初めて聴いたのは、アメリカのピアニスト、アンドレ・ワッツが1969年に初来日した時です。テレビで彼の演奏を見て、ラ・カンパネラのとりこになりました。すぐに先生にお願いをして、レッスンを始めてもらいました。自分の力を考える余裕もなく、大好きになってしまったのです。


  11ページに及ぶ楽譜を正しく読み取るということは大変なことで、それを正しく弾けるようにするのは、私には至難の技でした。ただただラ・カンパネラを弾けるようになりたいという思いひとすじでした。何カ月もかかりました。曲として仕上げて、最後は暗譜もします。そして先生から仕上げの印をもらい終了となります。自分のレパートリーの一曲となった時の感動はすごいものでした。こんな大曲、難曲が弾けるとは、凡人の努力の賜物です。こつこつ、こつこつ、千里の道も一歩からです。その通りです。宝物の一つとなりました。

 その後の人生は、目まぐるしいものとなりました。結婚して二人の子どもの親となり、仕事も続けて、家庭経営だけで必死の状況でした。ピアノに没頭することは、難しくなってゆきました。子どもたちが学校へ行くようになり、少しの時間を見つけては、ピアノを弾きました。好きなショパンのエチュードや、ワルツ、ノクターン、幻想即興曲、ベートーヴェンのソナタ、悲愴や月光などを弾きました。数曲弾いただけで時間が経ってしまいます。ラ・カンパネラまでたどり着けません。こういう日々の中でラ・カンパネラの存在が遠のいてしまいました。

 そんな私が再びラ・カンパネラに惹きつけられました。魂のピアニストと称されるフジコ・ヘミングさんに出会いました。ヨーロッパで活躍されてこられた彼女が、1995年に帰国されました。テレビで拝見したのが、ラ・カンパネラでした。眠っていたラ・カンパネラへの想いがよみがえりました。自分の宝物となっていたラ・カンパネラを弾こうと思いましたが、全く弾けません。長い空白の年月があります。読譜も難しくお手上げ状態です。若かった私は、遥か彼方へ行ってしまっています。無力感に襲われました。

 そして先日若きピアニスト亀井聖矢さんに出会いました。現在二十歳のピアニスト、そして桐朋学園大学の学生です。初の飛び入学特待生です。その彼が十歳の時に、ラ・カンパネラを弾いて、コンクールに優勝したと知りました。刺激を受けました。もう一度、ラ・カンパネラを弾けるようになりたいという意欲がわき起こってきました。それから少しずつ弾いています。昔のようには弾けません。それでも少しずつ昔に近づけるようにと努力したいと思っています。

(まるこ記)

 

 

 

 

2023年2月10日金曜日

珈琲自家焙煎に挑戦 (ポアロ記)

自家焙煎に初めての挑戦です。小さな炒り器と生豆を買いました。


弱い火で20分煎ります。


5分くらいたつとパチパチと皮が弾けます。その後も休まず、ずっと動かしながら色が変わるのを見ながら20分。



すぐに大きなザルに移して団扇で冷却します。黒光りのいい色になりました。


10分くらい冷やして今度は手動ミルでガリガリ。いい香りが立ち込めてきます。
そして紙でドリップ。




初めての自家焙煎、少し煎りすぎたようで、家族の評判はもう一つでした。
もっと試行錯誤の修行が必要なようです。

(ポアロ記)