2022年6月29日水曜日

知るを楽しむ(ふるさとのお城3 五箇篠山城)

 ふるさとのお城三つめは、五箇篠山城です。三重県多気郡多気町にあります。自宅から30分ほどで到着しました。櫛田川の南岸にそびえる標高137m、麓からは60mほどの小高い山に築かれていました。お城の麓は芝生の公園になっており駐車場の横に説明看板、そしてその横に登り口があります。小高い山の城跡へと登山道は続いています。途中からの眺めは素晴らしく、少し上っただけで町や櫛田川が一望できます。最後まで上るのはしんどそうなので、そこで折り返しました。

公園から城山を見上げたところ




麓の旧勢和村

 櫛田川の渓谷

 築城は鎌倉時代中期、築城主は北畠氏一党の野呂氏、最後は織田の伊勢攻めで廃城年は1583年頃らしいです。ふるさとにはたくさんのお城がありますが、知っているのはごくわずかです。お城を訪ねるとともに、歴史も学んでいきたいと思います。

2022年6月28日火曜日

初夏の花-1(ねむの木)

 梅雨時の花の予定で写真を撮りましたが梅雨明けが予想以上に早く急遽「初夏の花」として登場させます。


 




 

家の近くの堤防に自然生したねむの木です。年々大きくなり近ずくと3本あります。遠くから見るとピンク色の優しそうな花ですが近ずくと結構鮮やかな紅色です。この細く飛び出たものは雄しべのようです。

若いころ夏に行った高原の道路で涼しげに咲いているのをよく見ましたがこんなに早い時期に咲くとは? この花を見つけるといつも「ねんねのねむの木」の歌を口ずさんでいます。

(まるこ記)

2022年6月27日月曜日

梅雨時の花-3(アジサイ)

  今朝突然梅雨明けの発表がありました。梅雨に入ってまだ2週間たっていません、異例の速さです。撮りためた梅雨時の花シリーズを急いで投稿しなければなりません!



 梅雨時の花としてはやはりアジサイだと思います。5年ほど前にはアジサイを見に鎌倉まで行きました。今NHKの大河ドラマ「鎌倉殿・・・」で登場する当時の武士の館は一つも現存していませんが鶴岡八幡宮と多くの寺院が残っていました。さだまさしファンの私たちは北鎌倉駅で降り、縁切寺として歌になっている東慶寺、松阪出身で有名となった小津監督が眠る円覚寺、そしてあじさい寺として有名な明月院をめぐりました。

3日前の小雨の中、傘をさしてその思い出を語りながら近くの散歩道のアジサイを探して歩きました。この堤防沿いの空き地には地区の方がいろいろな草花を植えてお世話されています。今の季節は色々なアジサイが咲き誇っています。たくさんの種類が植えられていますが厳選して投稿します。











photo by Poirot

私はガクアジサイが好きですが皆さんはどうでしょうか?

(まるこ記)


 

2022年6月26日日曜日

梅雨時の花-2(花菖蒲)

 梅雨入り宣言がされたばかりなのに突然34℃越えの暑い日が続きます。この季節には例年花菖蒲が咲き名所となっているところがテレビで報道されています。以前住んでいた桑名には九華公園という桑名城址が有名でした。堀を利用して多くの花菖蒲を育てていました。

そこで今年は家でも育ててみようと春先に1株を購入し鉢に植え、その鉢を水盤の中に入れて育てました。6月初めにはどんどん背が伸びて90cm近くの高さまで成長し先端が何やらぷっくりと膨らみつぼみができました。その日は朝からつぼみが開き始め、夕方には完成しました。脚線美で容姿端麗! とはこの花のことか?と・・・

 

      

暖簾を垂らした玄関に置いてみると小料理屋のようになりました。 

 
花は先端に一つと思っていたら次々と合計五つ咲きました。先端2つ目で下にもつぼみができています。


花菖蒲は江戸時代に園芸品種として多数開発されたようでいろいろな色彩があり名前がついています。ここ松阪にも花菖蒲発祥の地という史跡があります。戦争がなかった江戸時代には多くの園芸品種が作られたようです。近くの公園でも紫系の品種を見つけました。 

我が家で購入したのはピンク系の優しい色です。来年は紫系と赤系を咲かせてみたいと思っています。

(まるこ記)

2022年6月25日土曜日

暑い夏を乗り越える!

   昨日から急に暑くなり日本の夏がやってきました。暑くなる前にと火曜日に予約してあったリビングの23年働いたエアコンの取り換え工事が完了し、この暑さに間に合って滑り込みセーフで9月末までのエアコン生活が始まりました。ところが政府は電力削減に協力してくださいとのこと。政府推奨の補助金付き電気自動車を買った人はどうしてくれるのか?

一方、朝の情報番組では「高齢者は無理をせず暑いときはエアコンをつけるように!」とのこと。在宅ワークの人たちもエアコンはいるでしょう。我が家では朝は外の風を取り入れ、お昼からは小さい部屋でエアコンを利用し、陽の落ちた夕方からはリビングを利用することにしています。 

リビングは床置き大容量なので陽が落ちてから

路地の室外機前は熱風が渦巻きます

新規の台所用は小型機種です

リモコンはその都度説明書を見ないと複雑です 

最近のエアコンは標準機でもいろいろな機能がついておりますが使いきれません。冷房、暖房、除湿の切り替えと温度設定だけでいいと思いますが高齢者には使いきれない意味不明なボタンがいくつもあります。さすがに新品の最新機種は静かでよく冷えるような気がします。1か月後の電気代が心配ですが!

「ポアロ記」

2022年6月22日水曜日

梅雨時の花-1(タイサンボク)

  先日この地域でも梅雨入り宣言がされました。この季節の花としてはアジサイが定番となっていて鎌倉などの名所がニュースで流されますが我が家では隣家のタイサンボクが話題になります。

2階の窓の前にそのタイサンボクの大木が広がっており。その20cm以上ある大きな花が目の前で順次咲いてくれます。

 





2日ほど咲くと茶色くなりその大きな花びらがはらりと落ちていきます。

私の好きなさだまさしの楽曲には花を主題にした歌がたくさんありますがタイサンボクは語感が少しいかついのでロマンティックな歌詞にはならないのでしょうか?

(まるこ記)

2022年6月7日火曜日

VISON ふるさとの新名所

 松坂の近くに大規模なリゾート観光施設が昨年春にできました。

多気町の伊勢道勢和・多気インターに隣接する場所にできたIC直結施設です。「VISON(ヴィソン)」日本最大級の商業リゾートとうたっています。

そしてその後のグランドオープンでその中のホテルも開業したそうです。三重県一番観光地である伊勢神宮へ来たお客さんをその先の伊勢志摩に足をのばしてもらうのか、熊野方面へとのばすのかの分かれ目がこの伊勢道の勢和・多気インターです。



敷地が54Haと広大で周囲はほぼ山の中といったところです。

施設内容は伊勢の海や農業の産品を販売を伴った飲食ゾーン、薬草を使ったお風呂エリア、そして農園エリア、さらには工房とリゾートホテルなどです。

マルシェゾーンは大きな木組みの大屋根の中に各ショップが点在しています。名産の松阪肉のバーベキューは屋外でセルフでいただきます。また魚はいけすの魚をその場で料理してもらうようです。大きなカフェもあるようなのでゆっくり時間をとって楽しむ施設づくりのようです。



 ホテル棟は山の傾斜に合わせた階段状のデザインです。ここも泊まるだけではなくゆっくりと夜空を見て過ごすのがよさそうです。近くに住む我々はマルシェではちみつと魚の干物を買って帰りました。伊勢へ来られての宿泊は海が好きな人は志摩へ山が好きな人はこのVISONへどうぞ。https://www.kankomie.or.jp/report/detail_847.html

(ポアロ記)




2022年6月2日木曜日

知るを楽しむ(ふるさとのお城2 八田城)

 ふるさとのお城に目覚め近場のお城を訪ねることにしました。松阪城だけでなく近辺には鎌倉時代から戦国時代にかけていくつもの城があったようです。今回は三重県松阪市嬉野町にある八田城です。標高約58mの小高い山にあります。築城は古く鎌倉時代だそうです。周囲に広がる田んぼから見ると小山の途中に戦国時代の砦のような工作物があります。入口から少し上がってみるとその先はうっそうと木々が茂り中へ入っていくのはためらいます。

        

   




 

市の指定史跡となっていますが、ネット上でも詳しくはわかりませんでした。この近辺には小さな山城が多くあり、その中では城跡の全域が残っていて、全体の形状がよくわかると書かれています。長く伊勢を支配していた北畠に対して織田軍が伊勢を攻略するために次々と南下してきました。そのための北畠の出城が沢山あったようです。前回訪問した大河内城がその南端です。

今回は草深いので入り口付近から眺めるだけで満足し、八田城を後にしました。

 

「まるこ記」