ふるさとのお城に目覚め近場のお城を訪ねることにしました。松阪城だけでなく近辺には鎌倉時代から戦国時代にかけていくつもの城があったようです。今回は三重県松阪市嬉野町にある八田城です。標高約58mの小高い山にあります。築城は古く鎌倉時代だそうです。周囲に広がる田んぼから見ると小山の途中に戦国時代の砦のような工作物があります。入口から少し上がってみるとその先はうっそうと木々が茂り中へ入っていくのはためらいます。
市の指定史跡となっていますが、ネット上でも詳しくはわかりませんでした。この近辺には小さな山城が多くあり、その中では城跡の全域が残っていて、全体の形状がよくわかると書かれています。長く伊勢を支配していた北畠に対して織田軍が伊勢を攻略するために次々と南下してきました。そのための北畠の出城が沢山あったようです。前回訪問した大河内城がその南端です。
今回は草深いので入り口付近から眺めるだけで満足し、八田城を後にしました。
「まるこ記」
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