自称よれよればあちゃんです。すべてのものには、始まりと終わりがあります。誕生から始まり、最後のステージへと、長い旅が続きます。眩しいほど光り輝いていた時代も経験し、いくつもの山あり谷ありを乗り越えて、今現在があります。どんなものでも時を経て、いつかは劣化していきます。後期高齢者となった今の私は、長い歳月で劣化して、まさに「よれよれ」です。それでも私は、誰が何と言おうと、こんな自分を愛しく思い愛しています。かわいい自称「よれよればあちゃん」です。
どこが「よれよれ」なのでしょうか。自分が愛して大切にしてきたものたち、身の回りにたくさんあるものたち。どれもが自分にとって愛しい存在です。長き歳月を共に歩んできたものたちにも、歳月とともに劣化が生じます。高齢者たちみなさんのいろんな状況を、メディアは親切に伝えてくれます。
今年の春、生まれて初めて救急車に乗せてもらい一週間の入院となりました。また家の中での転倒も多くなり先日は頭を打ちこぶも出来たので脳神経外科にもお世話になりCTも撮りました。食べ物からリハビリ体操など、多岐にわたる高齢者への情報が、自分にすっぽり当てはまります。私自信を見ても、毎日仕事のような病院通いです。眼科、耳鼻科、歯科、内科、整形外科など、医療制度に貢献しています。歩く姿は、「よれよれ」ばあちゃんです。心の中で苦笑いをしながら、「私はよれよればあちゃん」ですと、つぶやいています。