現在の我が家はグル-プホ-ムのような状態です。グル-プホ-ムというのは認知症の人が少人数で一緒に暮らすホ-ムです。認知症といっても初期の軽度から中度・重度と認知度に差があります。我が家のまんたん(義母)は、初期の軽度なのでほとんどすべてのことは自分ですることができます。今・現在に最も近い部分の記憶が残りません。前もって頼むことはできません。その都度「こうして」「ああして」と言わねばなりません。テレビや新聞で紹介されるグル-プホ-ムでは「入所者の人のできることをそれぞれにしてもらっています」と報じています。
八十八歳のまんたんと団塊世代夫婦の三人で、それぞれが得意とするところを発揮して生活しています。お料理をする場合は、私が食材を洗ってまな板の上へ用意します。まんたんが包丁を使って切ります。ぽあろ(夫)がシェフ役で仕上げます。大人三人が狭い台所で体をぶつけあいながらのお料理作りです。私は下準備から終了までのト-タルコ-ディネ-タ-です。食事のあとは、まんたんの様子を伺いながら、疲れていないようなら半分ほどの食器洗いを頼みます。もし疲れているようなら私が全部食器洗いをします。
まだスタ-トしたばかりの我が家のグル-プホ-ムですが、これから先はどうなりますことやら。
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