どさ回り一座まるこ&ぽあろに、新人団員が一人増えました。中国地方、近畿地方、中部地方を、飛び回っているどさ回り一座まるこ&ぽあろの団員は今迄二人でしたが、一月末からまんたん(義母)が加わりました。車での移動なので、八十八歳の新人団員まんたんは、目を白黒させて行動を共にしています。
初期の認知症という診断を受けたまんたんは、もう一人暮らしができなくなりました。記憶を司る海馬に障害が出始めています。しかし記憶以外は何の異常もありません。検査の結果は立派な健康体の高齢者です。医師からも太鼓判をもらいました。食欲も旺盛で私達と同じ食事を完食します。そして健脚の持ち主です。五千歩ぐらいは平気で歩きます。あまりの元気さにこちらがたじたじです。口癖は「何か仕事ない?」というもので、私はアイロンかけ、食器洗い、お得意の料理作りなど、小さな仕事を見つけてはしてもらっています。四十年近く一人暮らしをしてきたまんたんと、四十年近く主婦業もこなしてきた私とでは、それぞれの流儀があって当然で、その違いに気づくたびに、私はおかしくて噴き出してしまいます。
新人団員の話は、これからのブログにたくさん登場すると思いますが、こんな暮らしは、あと一年続く予定です。
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